PROJECT
「Invisible Landscape」KISIN yoichi Hokkaido 「Invisible Landscape」KISIN yoichi Hokkaido
- Year
- 2026
「Invisible Landscape」KISIN yoichi Hokkaido にて建築と作品の関係を探る空間プロジェクト
見えない関係に、輪郭を。
作品を置くことで空間を埋めるのではなく、
その場所にある、まだ見えない関係を見つけ、そこに輪郭を与える。
光、建築、素材、人の時間。
それぞれが静かに関係し合う場所を探しながら、作品と空間のあいだに新たな関係をつくる。

空間を読む
建築、家具、光、動線、そしてそこで過ごす時間。
完成した空間に作品を当てはめるのではなく、現地でその関係を読み取りながら配置を決定した。
計画 → 設置 → 再観察 → 再構成。
最初から完成形を固定せず、実空間の中で作品の居場所を探していく。


松図 – 人が集まる場所
人が集まり、時間を共有するリビング。
長寿や繁栄、自然との共生を想起させる松を置く。
鏡面鉄板は周囲の光や人の姿を映し、空間そのものを作品へ取り込んでいく。

正面 – 視線が止まる場所
移動の途中で、ふと視線が止まる。
言葉を分解した抽象作品によって、通過する場所に「間」をつくる。

白 – 静けさを残す
休息する場所には、強い色彩ではなく、光による陰影と微細な起伏を。
作品が主張するのではなく、空間の静けさを保ちながら存在する。


黒 – 時間とともに見る
暗い壁と作品の黒が呼応し、光や金の表情が静かに浮かび上がる。
ワインを味わう時間とともに、見え方が変わる作品。


置くことと、置かないこと
すべての壁を作品で満たす必要はない。
作品のある場所を強くするために、何も置かない余白を残す。
余白もまた、空間を構成するひとつの存在になる。